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肌荒れ解消を目指す食事 簡単な3つの取り入れ方
BY: 堺 理紗
2023/08/02
身体の中を唯一可視化できる臓器=肌
ジェンダーレスで美意識が高まっている近年、スキンケア用品も高機能な商品であふれています。
ではあなたが肌のためにしていることは何ですか?
多くの方はスキンケアで肌を健やかに保てるよう努力しているのではないでしょうか?
しかし「良い」と聞いたスキンケアを試しても、一時的によくなっても肌荒れを繰り返す人はとても多いのが現状です。
それでは一度原点に戻り考えてみましょう。
私たちは何で作られているのか。
それは食事から摂取している栄養が大きく影響しています。
肌がきれいであるということは健康であるという結果が肌に現れているのです。
身体の中を唯一可視化できる臓器=肌なのです。
身体が健康であれば、肌機能も健康であり、高価な化粧品がなくとも美しさを手に入れることができます。
そこで今回は美肌を作るために必要な食事の取り入れ方を3つご紹介します。
毎日の食生活が健康、美肌、生活の質を高める
スキンケア選びも食物選びも同じ
スキンケア選びはどのように探しますか?敏感肌だから敏感肌用?シミができるから美白効果の高いもの?
そういって自分の肌悩みに合わせてスキンケア用品を選びますよね。
では自分の肌状態を見て食べるものを変える人はどれくらいいるのでしょう?
これができている方は美意識、健康意識が非常に高いです!
多くの方は食事がそこまでの影響を与えると思っていなのか、忘れているのでしょうか。
ガンにならないために!長生きしたい!という、死に直結することがないとなかなか食生活を改善する必要性を感じにくいのも事実あると思います。
食事とは、生存に必要な栄養を取るために毎日習慣的に物を食べることです。
栄養の働きは3つ
「エネルギー源」
「体の組織を作る」
「体の調子を整える」
車で例えるならば、
エネルギー源はガソリン、体の組織を作るのは本体、体の調子を整えるのは潤滑油です。
どれか一つでも欠けてしまうと、車として充分に機能しません。
食事の質、量、意識しましょう
簡単に意識できる食事の摂り方を3つご紹介します。
①主食、主菜、副菜、汁物を意識した献立
②適量 腹8分目を目安
③油の質と量を意識する
それではひとつづつ解説していきます。
①主食、主菜、副菜、汁物を意識した献立
おいしいものは満腹食べたくなりますよね。
しかし満腹食べることで得られるのは脂肪です。
空腹より満腹のほうが内臓の負担は大きいのです。
いくらバランスが取れた食事を摂っていたとしても満腹になったことで
栄養を蓄えておくこともできず消化することに時間がかかり、
肌や臓器の細胞修復まで追いつかなくなってしまいます。
また、極端に量が少なすぎると必要な栄養が充分摂れず、細胞を作るエネルギー不足になります。
②適量 腹8分目を目安に摂る
理想の健康食は和食が基本。「ご飯⁺味噌汁+焼き魚+おひたし」のような食事です。
炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、フィトケミカル、食物繊維
この7つを意識して摂取を心がけてみましょう。
「何を食べればいいかわからない」と思う方も多いと思います。
それでは今日から簡単にできる食薬レシピをご紹介します。
例えば、お米を炊くときにアマランサスやキヌアを入れるだけでカルシウム、ミネラル、ビタミンなど栄養が豊富になり、味も邪魔をしません。
調味料の精製塩をミネラル、マグネシウム豊富な塩に変えるなど、簡単に取り入れることができます。
アマランサスごはんにシラスやゴマ、かつお節をかけるだけでも手軽においしく摂取できます。
③油の質と量を意識する
炒め物、揚げ物、ドレッシングや間食等、
意外と油を知らず知らずのうちに摂りすぎている傾向にある現代食。
特に避けたいのはトランス脂肪酸。マーガリンやショートニングなどパンや菓子に多く含まれます。
揚げ物は油を多く含み、消化するのにも大変時間がかかります。体内を酸化させやすいため肌にも悪影響になるため極力避けましょう。
オメガ6と言われる油は摂取量が多くなりがちなので
オメガ3の亜麻仁油やエゴマオイル、オメガ9のオリーブオイルを積極的に選び、
間食は素焼きナッツなどで良質の油を摂取しましょう。
ビタミンや食物繊維も豊富で肌や腸を整える働きもあります。
単なる「食物」ではなく、あなたをつくる「高濃度美容液」
食事の質と量、油の質と量の3つをご紹介しました。
習慣化することで体内から健康で美しい肌と身体を作ることができます。是非意識的にチャレンジしてみてください。
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