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【腎精を消耗するもの③】内分泌かく乱物質

BY: 島村 友紀

2024/07/15

 

「内分泌かく乱物質」といえば

学校の授業でダイオキシンなどと習いました。

 

学生時代に習ってもピンとこなかったこの言葉。

 

内分泌かく乱物質とは、体の中のホルモンと似た構造をしてることから、「体に入ると内分泌系に変化を起こさせる可能性がありその個体又はその子孫に健康障害を誘発する外因性物質」と定義されています。

 

「内分泌系に変化を起こす」ということはつまり、甲状腺疾患・不妊・乳がんなどのリスクとなりうり、更にその影響は子孫まで残ってしまう、ということです。

 

 

 

 

どんなものに含まれるのか

 

 

身の回りによく存在する物質として、ビスフェノールA(BPA)が知られています。

BPAは、缶詰・ウレタン加工がされている食器・プラスチック製品・歯磨き粉などに使用されています。

 

実は、BPAは乳児が使う哺乳瓶にも使用されています。EU諸国では、化学物質とその安全な使用・取り扱い・用途に関する法律で、人体に害を及ぼす可能性のある物質は全面的に禁止としています。しかし日本では、毒性実験に基づいて人体に害がない量であれば使用を認めていて、規制の厳しさが国によって異なるのです。

 

 

 

内分泌系への影響

 

 

内分泌かく乱物質は、生物のホルモンと似た構造をしているため、体内に入るとホルモン量が増えたのだと体が勘違いしてしまい、生物のホルモンバランス崩れたりする影響を与えてしまいます。

 

例えば、エストロゲンに似た構造をしている物質が体内に入り、エストロゲンが増えたと体が勘違いしてしまうと、体内のセルロプラスミンがふえて銅過剰をおこします。するとイライラや怒りっぽくなってしまい、PMSや更年期を重くしてしまう可能性がでてきます。

 

人の体はホルモンバランスによって感情だったり、成長したり、生命の維持をしてるのです。

 

外から入ってきた偽物のホルモン様物質に、成長を妨げられたり、感情まで左右されたくないものです。

 

 

 

これから必要なスキル

 

 

体に影響があると言われているものは最低でも知識として知っておき、代替品が探せて避けられるなら避けれる選択が簡単かもしれません。

 

体質を変えたいと思ったとき、何かをはじめるより、何かをやめるほうが簡単だと思います。

 

我が家が健康に気遣うようになったとき、最初におこなったことは今まで使っていた柔軟剤とキツイ香りの香水を捨てたことです。

 

でも、どんなに身の回りの環境に気をつけていたとしても、息をしてても不自然なものが体に入ってしまうことが当たり前の時代です。

 

だからこそ、

解毒や抗酸化に注目する時代なのだと思います。

 

食べ物から解毒や抗酸化作用を引き出すためには

たくさんの工夫があります。

 

そして、乱れてしまったホルモンバランスは

栄養のとり方で整えることもできると思います。

 

体に入れてしまったなら、出せる体作りを。

人がもつ本来の自然治癒力・抵抗力・免疫力を高める工夫は、現代の生活において必要な知識だと思います。

 

身の回りに怖いものがあるという情報が多く、そこだけ切り取って鵜呑みにしてしまうと息苦しさを感じることもあるかもしれません。

 

健康の知識をつけ、家族の健康を守るヒーローになり、バランスよく楽しく前向きな生活をしたいですね。

 

 

 

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