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肌トラブル解消を目指す食薬習慣
BY: 堺 理紗
2023/08/18
肌悩み解決法は肌に塗るだけではない
今までお肌のことで悩んだことはありますか?
その悩みを改善するためにまずはスキンケア化粧品を変えようとした経験はありますか?
多くの方が新たに探して使用する。
もっといいものを探そうと「芸能人愛用」だとか「これで〇〇が治った」という効果を期待して試してみる。
一時的によくなっても、また何かいいものをと探し始める。
今よりもっときれいになりたい!と期待している時はワクワクして探せるものの、
肌が荒れて何を使えばいいかわからない!と悩んでは
オーガニックや自然派化粧品、敏感肌用化粧品を試している人が多いのではないでしょうか。
どんな時も「肌の悩み=塗るもので解決を目指す」人が多いし、それもとても効果に直結するのでとても重要です。
しかし、健康的な美肌を作るためには内側からのケアも大きく関わってきます。
肌トラブルといっても、たくさんあります。
ニキビ吹き出物が出たり、敏感になりやすい乾燥肌やアトピーや蕁麻疹でかゆみが出やすい体質、
年齢とともにシミ、しわができやすかったり。
肌のお悩みは人それぞれ、年齢と共に違う悩みに変わっていきます。
そう、何歳になっても肌のお悩みは尽きないのです。
この記事では、実体験をもとに肌トラブルの原因と食事の関係、食習慣の見直しについて解説していきます。
医師もお手上げ 身体を壊す食習慣
新型栄養失調やビタミンミネラル不足については前回解説しましたが、
多くの原因は炭水化物と脂質の過剰摂取も問題としてありました。
それがなぜよくないのかを体験談も含めてお話しします。
私はパンが大好きで毎朝パン、ヨーグルト、コーヒー、果物を食べていました。
健康食に対する意識が芽生えた時には
ショートニングやマーガリン、添加物が極力入っていないパンを選び、
腸活のためにヨーグルトを食べ、果物で酵素を摂る。
昼食は野菜とお肉たっぷりのうどんを食べ、夕食はおいしいお酒とイタリアンディナー・・・
身体に悪いもの、いいものをネットやテレビで発信されるとそれを取り入れた食事をしていました。
小麦のことを除いては。
そんな食生活をしていたある年、身体のあちこちに異変が出はじめました。
体調を何度も崩し原因不明の咳喘息、激しい咳で過呼吸症候群を引き起こし
3日連続でステロイド点滴を打ちに行くことを何度も繰り返しました。
しかしそれでもよくならない。
ある時は頭痛がひどく続き、副鼻腔炎を何度も繰り返し、手術するも述語経過もよくならず担当医もお手上げ。
さらには自分の汗で蕁麻疹を引き起こし、ステロイド経口薬でアレルギー反応が出ました。
医師も 「この薬でアレルギーなんてよっぽどだ。そんなはずはない!」と。
驚くほどに対症療法も効果が出ず、それでも症状は次から次へと現れ悪化の一途をたどりました。
医師にお手上げされたら私はどうすればいいの?
とても不安になりました。
薬は身体をよくするものだと思い込んでいましたが、
薬も手術も対症療法にすぎず、根本的に解決するものはほとんどありません。
「このまま薬に頼っていては何も解決できない。薬の副作用で苦しむのは嫌だ」
そう思い、本気で体質改善をすしたいと模索してたどり着いたのが
食事の重要性。
大久保愛先生の「食薬」です。
できることから実践すると、おもしろいほどみるみる体調に変化が現れました。
アレルギーを引き起こす!?リーキーガット
「リーキーガット症候群」
最近耳にすることも増えてきたのではないでしょうか?
グルテンやカゼインがリーキーガット(腸漏れ)を起こすといわれています。
リーキーガット症候群を引き起こすと、本来栄養を吸収する働きのある腸粘膜に穴があき、 未消化物や細菌等が血液中に漏れてしまいます。
血液中に漏れた未消化物等が全身へ運ばれることで さまざまなアレルギーを引き起こすといわれています。
また小麦に関しては残留農薬の問題もあり、アレルギー体質の人は特に極力減らす方がいいのではないかと思います。
私の場合、いくら抗ヒスタミン薬などのアレルギーを抑える薬を飲んでも
結局食べていたので抑える薬の効果が追いつかない状態だったのしょう。
なかなかやめられなかったパンと麺類。そろそろ本当にやめなければ・・・とおもい、
ようやく「グルテン」と「カゼイン」を極力摂取しない食生活に変えました。やめるのにかなり時間を要しましたが・・・
毎朝の習慣であるパンとヨーグルト、うどんやパスタなどの麺類を抜く生活をはじめました。その結果・・・
見直してよかった!食薬のすばらしさ
身体は疲れが取れやすくなりダイエットもしていないのにするりと体重も3kg減。
具体的には何を変えたのか。
大きく変えたのは毎朝の朝食。
パンをご飯へ、コーヒー、ヨーグルトを 味噌汁に変えました。
発酵食である味噌を使えば味噌汁で腸活が出来ます。
朝食を和食に変えて気づいたことがあります。それは「温活」ができているということ。
パンとヨーグルトと果物。どれも身体を温めないんです。
ところがごはんと味噌汁、 軽く汗をかくほど温まります。
体内を温めると内臓機能向上し消化器官の働きもよくなり血液の流れもよくなり
栄養、酸素ともに供給量が増え免疫力を高めることができます。
朝食だけでこれだけの変化があるのです。
先述ではごはんとみそ汁しかお話ししていませんが、必要なのは栄養バランス。
たんぱく質は摂りだめができないからこそ毎食たんぱく質を摂取する必要があります。
朝食にも 卵やシラス、大豆製品等を加えるともっと栄養バランスは向上するのでメリットを最大限に引き上げることができます。
まず簡単にできること。今まで当たり前に食べていた食事や間食、飲み物から見直してみましょう!
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