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心の乱れは栄養と食べ方で解決できる!

BY: 島村 友紀

2024/06/16

 

食事と心は関係しています。

 

食べ物からとった栄養素は、体内に入るとやがて神経質伝達物質になり、私たちが笑ったり泣いたり怒ったりする心のバランスをとる働きをします。

 

 

食と心のメカニズム

 

例えば、食べ物から摂ったタンパク質がトリプトファンとして脳内へ入ると、鉄やビタミンB群の働きによって、セロトニンへと変わります。

セロトニンは、幸せホルモンとも言われ、感情の調整を行い心を安定させる役割があります。

更に、セロトニンはメラトニンへと変化します。メラトニンは、体内時計を調整するホルモンです。不眠症で悩んでいる方は、メラトニンが不足して体内時計がうまく回っていないとされています。

 

同じように、食べ物から摂ったタンパク質が、フェニルアラニンとして脳内に入ると、鉄やビタミンB群の働きによって、ドーパミンやノルアドレナリンへと変わります。

ドーパミンは快楽・意欲・依存性などに関わり、ノルアドレナリンは緊張・不安・パニックなどに関わります。

 

前項のセロトニンは、ノルアドレナリンとドーパミンの2つが過剰になって暴走しないように調節する役割があります。

 

このように私たちは、さまざまな特徴をもつ神経伝達物質に支えられて、心豊かな生活を送れているのです。

 

 

 

胃腸が元気であることが大前提

 

私たちが食べ物からとったタンパク質は、胃酸によってアミノ酸に分解され、血液脳関門を通って脳へ送られます。

 

そのため、どんな栄養をとるにしても、

まずは胃酸がでることが大切です。

 

胃酸を普段からしっかりだせるように、酢の物や梅干しを食卓に取り入れるなどの習慣をつけるのが良いです♩

酸味は刺激が強いと感じることもあるので、日頃から胃腸を労り、元気な状態を作っていくことが理想的です。

 

 

 

余談ですが、薬局ではなんとなく胃が痛いなどで胃薬を常飲している方や、薬の量が多すぎて薬の副作用のカバーを目的として胃薬を飲んでいる方が多い印象です。

 

自分がご機嫌になることをしてストレスを緩和する方法で薬がへったり、そもそもたくさんの薬を飲んでいる方は自分の診断名を把握していない場合があり、自分の病気の診断名を把握することで不要な薬を減らせる可能性もあります。

元気な胃腸を取り戻すためにも、胃薬の不要な常飲は避けるべきと考えています。

 

 

心のバランスを崩すもの

 

アトピーっ子が体を勢いよく掻く姿をみると、ソワソワ心配してしまい、食事が喉を通らないときもありました…。

 

大人の行動でありがちなことですが、疲れているからといってカフェインやアルコールをとって気を紛らす行動はNG。

体の中でカフェインやアルコールを代謝するのにビタミンB群が使われてしまい、ビタミンB群が神経伝達物質になる方向に使われにくくなってしまいます。

 

心のバランスが崩れているときこそ、タンパク質・鉄・ビタミン、そして胃酸を意識して献立をつくれるといいですよね。

 

 

 

我が家のアトピーっ子は

【とにかく笑うこと】が何よりの治療でした。

 

考え事やストレスを感じると、カリカリカリカリ掻いてしまいますが

 

親と一緒に遊んだり外で元気に走り回って発散したり、好きなアロマをたいて香りを楽しんだり、夢中になる楽しいことをしていると体を掻く頻度を抑えられ、自然と良いターンオーバーができてたようです。

 

あと、汗がかける子は汗から老廃物をだすことも必要だったりします。汗については、また違う項目で書こうと思います♩

 

 

 

でも、子どもだけではなく、親御さんの心にも栄養が巡って笑顔が増えるといいなと思います。

 

食や日用品の見直しは、ライフスタイルによって一気に変えることは難しいかもしれませんが、子どもの笑顔のためも、まず親が笑顔で過ごせることを優先に考え、ご家庭の価値観にあったものを選択して取り入れてほしいと思っています。

 

 

 

 

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