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養生編④食薬の台所を作ろう
BY: 毒島 さち
2024/06/15
突然ですが、今、ご自宅のキッチンのエリアにはどんな食品がありますか?
健康的なものとそうでないもの、どうなのか良くわからないもの・・
台所には、皆様それぞれの事情が反映されていることと思いますが、まずはキッチンにある「調味料」を確認してみましょう!
<チェックポイント>
・商品名は「○○風調味料」ではありませんか?
・原材料の欄に、アミノ酸等やカラメル色素などの添加物は記載されていませんか?
※添加物は、原材料のスラッシュ「/」の後に並んで記載されています。
・果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖など、添加物ではないけど避けたい異性化液糖は含まれていませんか?
もし、どれか当てはまることがあれば、継続使用を再検討してみたほうが良いかもしれません。
アレルギーやメンタルの不調など、知らぬ間に心や体の不調を招いている可能性があるからです。
また、添加物には沢山の種類がありますが、「等」という言葉を使って一括表示し、 2つ目以降は省略できる場合もあり、本当の意味で何が入っているかを知ることはできません。
実際に入っている種類が2種類かもしれないし、10種類かもしれない、ということです。 ぜひ、原材料をチェックして選ぶようにしてみてくださいね。
<選び方>
・醤油→本醸造、原材料は大豆(国産)、小麦、塩のみ
・塩→天然塩。精製塩は塩化ナトリウムという化学物質で、ミネラルが含まれていないため控えましょう。
・味噌→天然醸造、原材料は大豆(国産)、米、麦、塩、麹のみ
・みりん→本みりん、原材料はもち米、米麹、本格焼酎
〖 ⚑ 食品添加物にも使われるミネラル 〗
ミネラルというと基本的には不足しがちなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、逆に過剰摂取の傾向にあるといわれるものもあります。
その1つがリンです。食品添加物にもよく使われています。
リンは骨や骨格を作るのにかかせないミネラルの1つですが、過剰になると、カルシウムの吸収が悪くなるなど、私たちの体に害を及ぼします。
リンは加工食品であるハムやソーセージ、インスタント食品などに多く含まれるため、日常的に加工食品に頼っている方は過剰になっているかもしれません。
もし今カップ麺を習慣的に食べているとしたら、麺だけを買ってつゆは本物の調味料でご自身で作るようにする、など、少しずつ、変えていけると良いですね。
✄ - - - - - - - - - -薬膳食材で手作り調味料 - - - - - - - - - -✄
クコの実、八角、なつめなど、お好きな薬膳食材を醤油に漬け込むだけで、薬膳醤油の完成です!
お好みで、昆布やシナモン、ショウガなどを一緒に入れてもいいですね。
本物のお醤油でぜひ作ってみてくださいね♪
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